英語を勉強する人のために(その1) 悲しい現実
英語を学ぶ人にとっての悲しい現実。それは、日本で英語を指導しているネイティブ・スピーカーの大半がその能力を欠いていることです。ネイティブ・スピーカーであるというだけでは、英語の指導者としては不十分なのです。名選手必ずしも名監督にあらず。指導者として必要な能力は、選手として必要な能力と はまったくの別物なのです。
英語を勉強する人のための(その2) 指導者として必要な能力
指導者を選ぶ際にまず注意すべきことは、指導者の能力です。最低限の条件として、大学で言語学、教育学又は英文学を専攻した人を指導者とすべきでしょう。あいにく、日本で英語を指導しているネイティブ・スピーカーの多くは、このような最低限の条件さえも満たしていません。大学を出た人といえども、語彙力がお粗末で、リーディングやライティングが満足にできないような人も少なくありません。指導者を選ぶ際には、大学での成績表を見せてもらうことをお奨めします。大学のみならず大学院でも言語学、教育学又は英文学を専攻した人の方が遥かに望ましいことは、言うまでもありません。
良い生徒であったからといって良い指導者であるとは限りませんが、せめて良い生徒であった人を選ぶべきでしょう。
英語を勉強する人のために(その3) レッスンの方法
指導者は、レッスンについて、きちんとした方法論を身につけていることが望まれます。喫茶店に座って雑談をすることは、レッスンではありません。最初の数週間のうちは、お互いを知り合うための手段として、雑談をすることも必要かもしれませんが、最終的には雑談をするだけでは役に立ちません。勤務先である英会話学校のテキストを持ってくるのも、よくない兆候です。個人レッスンの指導者の多くが、個人レッスンのことを、労せずして濡れ手に粟の金儲けをするための手段としてしか捉えていないことを忘れてはなりません。

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